ゴルフではよくスクエア、スクウェアといった言葉が使われます。
特に肩の向き、クラブフェースの向き、それにスタンス、この三点で使われることが多いです。
英語の「square」が語源であり、正方形や四角といった意味の他に、直角であるという意味もあり、ゴルフで使われる際はこの直角という意味合いで使われます。
直角とは説明するまでもなく九十度ということですが、何か基準となる線が必要です。
その線に対して九十度であることをスクエアという表現を使います。
ゴルフで使われる線は、飛球線と呼ばれており、これは目に見えるものではありません。
例えば、真正面にボールを飛ばしたいとします。
この場合の目標と、手元のボールを結ぶ線が飛球線と呼ばれます。
線と呼んではいますが、要は飛ばしたい地点、目標のことです。
それに対して直角である状態は、肩の向き、クラブフェースの向き、スタンス、どの場面でも基本と言えるでしょう。
まず、この基本から始め、ある程度結果が出るようになってから他のスタンス等を学ぶこととなります。
基本が分かっていれば、フォームや打ち方を場面により変える意味も分かってくるでしょう。
逆に、この基本が出来ていないのに、他の角度からゴルフを始めるというやり方はオススメ出来ません。
中にはそれでも上達する方もいらっしゃるかもしれませんが、それは例外です。
最初は何事も直角でゴルフを学ぶのが基本となりますので、オープンやクローズといった技術を学ぶのは後でも良いでしょう。