プロでないゴルファーの方が「ハンデいくつですか」「私は10です」というような会話を行っているのを聞いたことがあるというケースは多いと思われます。
しかし、ゴルフをやっていない人間からすれば、どういう意味なのか分からないでしょう。
まず、ハンディキャップは、実力の差がある人同士でも互角に対戦できるように設定される数字で、この数字は低いほど実力があると認識されます。
特に一桁台のハンデを持つ人は俗にシングルプレーヤーと呼ばれ、相当の実力者です。
仮にハンデが20なら、100打で1ラウンドを終えた時に80として扱います。
一桁の人は引かれる数字が少ない、つまり実力が高いということです。
このハンディには、ゴルフ場独自のものと、オフィシャルハンディキャップと呼ばれるものがあります。
オフィシャルは、日本ゴルフ協会が定める実力の指標です。
その為、日本ゴルフ協会の会員や、日本ゴルフ協会が認めた組織の会員でないと認定してもらうことは出来ません。
そして、2年間で最低10枚はスコアを提出する必要があります。
この提出したスコアの数字や、打ったコース毎に定められた、難しさを表すレートなどにより決定されます。
単純にスコアのみで決められるわけではないので、一概には言えませんが、平均して85のスコアを出せるならシングルプレーヤーと認められる可能性が高いでしょう。
しかし、この数字が必ずしも腕と直結しているとは限りません。
特定のコースで平均80を出す人と、色々なコースで平均80を出す人では、ハンデは同じぐらいになりますが実力は同じと言えないでしょう。