ゴルフメーカーのフォーティーンについて、その製品を通して特徴を見ていくと、RM12があげられます。
このクラブの持ち味はまず、リバース・マッスル設計です。
これは、フォーティーン独自の「逆テーパーブレード」をツアー仕様にしたものです。
ツアーでの高い評価および実績のあるこの形状を維持しつつ、ツアーセッティングによく見られる強いラフにも負けないよう、テーパーをより強く、さらにはブレード上部への重量配分を多くしているのが特徴です。
これによって、ヘッド全体の安定性さらに高まっており、強い抵抗に対してもヘッドのブレがしっかりと抑えられます。
全体としては、どんなライからでもピンを狙える、そんな理想的なアプローチショットを実現できます。
また第二の特徴は、ツアー仕様のソールです。
こちらは、ソール面全体をトゥヒール方向にかけてややラウンドさせつつ、トゥとヒール部の後方を大胆にカットしたというソール形状となっています。
フェースを開閉した際にもバンスの利き具合が一定となり、テクニックを使ったさまざまなアプローチショットを、安定して打つことができます。
全体としては、非常に対応力の高いソール形状となっています。
今度はフェース形状についてです。
こちらは、ストレートに近い、やや出刃になっているリーディングエッジです。
丸みが感じられるフォルムを有するフェース形状は、フェースの如何に関わらず、いつでも優れた構えやすさをもたらしてくれます。