ティアドロップ の製品の内、TDXⅢ TYPE-S チタンドライバーは、多くのドラコン選手が愛用していることで有名であり、飛ばしのテクノロジーが凝縮されているドライバーとなっています。
このドライバーがおすすめなプレイヤーとしては、ここ一発の飛距離がほしい方、低スピン弾道による飛距離を求める方、長距離のコースと相性の良い方となっています。
詳しいデザインについて見ていくと、ソール形状はデコラティブな造形であり、見た目にも迫力があり、パワーが凝縮されている印象を受けます。
しかし、実際に構えてみれば、むしろ軽さと扱いやすさを感じます。
ヘッド体積は440CC、ヒール側がやや膨らんだ形状をもっています。
フェースは程よい厚さとなっており、オーソドックスな形状、特にピンが少なくなるような設計を有しています。
通常のスイングをすると、自動的にフェース上半分で球をとらえやすくなっており、これが低スピン弾道を生み出す最大の理由です。
スイングした際には、重心が浅めであり、シャフト先端側がしっかりしていることが感じられます。
弾道計測器などを使ってみると、スピン量は2000回転前後です。
このような低スピン弾道を打てるドライバーは、他には少なく、見た目にも数値にも、ドラコン選手にとって最適なクラブであることがわかるでしょう。
加えて、先述したとおり、このクラブは操作性が高く、ヘッドの挙動がシャープとなっています。
その一方で、動きが敏感なために、真っ直ぐ飛ばすには少々手こずります。
しかし、ドロー、フェードといった打球を打ち分けやすい利点があります。