シャフトは、クラブにとって大切な要素です。
もしも今、どうしてもスライスしてしまう、飛距離がのびない、スイートスポットを捉えることができない、などの悩みを持っているのならば、まずはこれを見直すことが、改善の第一歩になることもあります。
シャフトの良さは自分のスイングに合っているということが第一です。
ここは、しなりながらボールにインパクトする部分ですから、そのしなりとインパクトのタイミングがずれてしまっていては、うまくヒットすることができなくなってしまいます。
一般的には、シャフトを変えることで15ヤードは伸ばせると言われていますので、飛距離が伸びないときは見直しを考えてみましょう。
まずは、選択肢として考えられるのは重量です。重い方が力が載るのは間違いないのですが、それで振り切れなかったら意味がありません。
自分の力の範囲で扱える重量を選ぶことです。
次に素材ですが、柔らかい素材はそれだけしなりが強くなります。
遠心力を利用するにはもってこいですが、しなればしなるほどインパクトのタイミングにずれが生じます。
これを合わせるのは至難の業なので、試打をして自分のスピードにあったものを見つけることが重要です。
また、フレックスと表示されているものは、各社が統一した基準がなく、メーカーによってバラバラです。
あるメーカーのフレックスが良かったからといって、安易に他のメーカーを選ぶとまったく違った感覚だったということもあります。
必ず自分で試してみるようにしましょう。