フリーで活動を行っており、1972年に9期生としてプロ入りしたゴルファーが岩田ひな選手です。
1949年生まれ、愛知県出身であり、天理高等学校卒業後の21歳の時からゴルフを始め、後に高松孝司選手に師事しています。
1972年にはゴルフを始めてから2年前後でプロテストに合格しており、驚異的なスピードでデビューすることとなりました。
1973年にツアーデビューを果たすと、1974年の松島国際女子オープンでは7位タイと、好記録を残しています。
この年は賞金ランキングで22位につけ、この順位が岩田ひな選手にとって生涯最高順位となりました。
1975年は日本女子プロ選手権で6位タイ、桜島女子オープンで5位タイ、松島国際女子オープンで9位タイと安定した活躍を見せます。
1976年は日本女子プロ東西対抗での17位タイが最高順位とやや調子を落とすものの、1978年は西海国立公園女子オープンで単独7位を記録しました。
決して悪い成績ではなく、安定して上位に顔を出すものの、優勝には一歩届かない状態が続くこととなります。
そして1980年代に突入すると一時期調子を落としますが、1983年には徳島月の宮レディスで4位タイ、ミヤギテレビ杯女子オープンで5位タイと好記録を残しました。
1984年、1985年までは悪くはない成績を残していましたが、1986年以降は予選落ちの割合が多くなります。
1995年を最後にレギュラーツアーには参加していませんが、ステップアップツアーに1998年まで参加しており、長く現役で戦い続けた選手です。