鹿児島県奄美市で1986年より営業を行っているゴルフ場が、奄美カントリークラブです。
鹿児島、熊本でゴルフ場経営を手がけている南九州開発株式会社が所有しており、奄美大島で唯一の本格的なゴルフ場となっています。
観光客が多い地域にあるので、メンバーシップ制を採用しているものの、ビジターのみで予約を取ることも可能です。
さらにクラブハウスにはロッジも併設されており、また宿泊施設も多いので、泊まりがけでのプレーにも向いています。
平日なら、セルフプレーでもキャディ付きでも1万円以内で利用することが出来るため、コストパフォーマンスも悪くはありません。
また、東シナ海を見渡すことが出来るなど眺望の面でも優れており、近くにある白亜の風力発電も見所です。
奄美カントリークラブの18ホールは橋口清氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6979ヤードと距離も十分にあります。
ラフの範囲が広いものの、フェアウェイの幅も十分であり、ホールの大きく角度を変えることはありません。
しかしOBを記録しやすいので、ティーショットでボールを大きく曲げると打数が嵩むこともあります。
また、丘陵地帯の自然を活かして作られているので高低差と傾斜が残っており、コントロール技術も重要です。
そしてフェアウェイ付近にはサイドバンカーが配置されており、ホールの序盤で砂に捕まることも珍しくありません。
加えてグリーンは高麗芝を使用しているので、ベントのグリーンに慣れている方はパッティングが躓きやすいポイントです。