アプローチの上手さを表しているスクランブリング

ゴルフ用語
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スクランブリング率という数字が、ゴルフではあります。
この数字に限らず、ゴルフのプロツアーでは様々な数字が記録されており、ファンはその数字を見ることが出来るのです。
しかし、スクランブリング率に関しては、日本では記録されておらず、アメリカのPGAツアーでのみ提供されています。
まず、本題に入る前にパーオンという言葉を説明しないといけません。

パーオンとは、グリーンに乗った際、二打でカップに入れればスコアがプラスマイナスゼロになることを指します。
パー3なら、一打目でグリーンに乗ればパーオンです。

実際にパーを取ることではないので、ボギーや、それ以下の数字を出すことはあります。
スクランブリング率とは、このパーオンが成立しておらず、かつパーかそれ以上のスコアを出す確率のことです。

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前提条件として、グリーンに乗った時点でパーまで一打しか余裕が無いことになります。
二打以上の余裕があれば、前述の条件が成立してしまいますのでこの記録は成り立ちません。

もう一つ考えられるケースとしては、グリーン外から直接カップに入った時です。
俗に言うチップインの場合は、条件が成立していないので記録として認められます。

この確率は、アプローチやパットの上手さを表す数字です。

「scramble」には軍事での緊急発進という意味があり、そこから転じて、グリーンに乗せられない、つまりゴルフでの緊急状態からどれだけ挽回することが出来るか、それを示す数字になったものと推測できます。

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