1991年、岐阜県恵那市に開場したゴルフ場が笹平カントリー倶楽部です。
2008年に経営会社が民事再生法の適用を申請していますが、ゲイン・キャピタル株式会社をスポンサーとして再建を目指す案がまとめられています。
2014年にはPGMグループが取得し傘下に収めていますが、ゴルフ場の名称は変更されていません。
笹平カントリー倶楽部の18ホールはグリーンから最も遠い、フルバックティーからの距離は6805ヤードと距離も十分にあります。
丘陵地帯に展開されていますが、高低差はインターバル等に上手く隠されており、各ホールはフラットな仕上がりです。
見通しが良く、ティーグラウンドからグリーンを確認することが出来ないブラインドホールはほとんどありません。
しかし、ホールの途中で角度を変えるドッグレッグは多く、フェアウェイもさほど広くはないので打ち出しの方向、ショットの正確性が重要です。
ドッグレッグであり右に曲がる3番ロング、谷越えスタートの4番ミドルホールは自然の障害を上手く使っており難度も高めとなっています。
人工的な障害物である池とバンカーを多く配置しているのも特徴であり、グリーン周りのガードバンカー、フェアウェイに配置されているサイドバンカー共に多めです。
ドッグレッグを採用している13番ミドル、グリーンの右手にバンカーが多い18番ショートホールは砂に捕まることも珍しくありません。
池も大きめのものを大胆に配置しており、グリーンが池に囲まれている15番ショート、池越えスタートの16番ミドルホールは注意が必要です。