神鍋高原カントリークラブは、兵庫県豊岡市で1971年より営業を行っているゴルフ場です。
神鍋山の標高420メートル付近に位置しており、アウトコースでは他のホールを見渡すことが出来る変わった構成となっています。
他のゴルフ場ではあまり見られない作りである、神鍋高原カントリークラブの18ホールは大津新一氏が設計を担当しました。
バックティーからの距離は6479ヤードとやや短めですが、フェアウェイは広々としており、高低差もあまりありません。
木のせいでフェアウェイが狭く感じられる箇所もありませんが、その分OBは出やすくなっているので、まず気をつけたいのがOBラインです。
殆どのホールは真っ直ぐ作られていますが、中弛みしないようにホールの途中で角度を変えるドッグレッグが少数ですが採用されており、3番ロング、17番ロングホールは共に難度が高めです。
また、全体の距離があまりないので、飛距離よりもコントロールを重視した方がスコアは安定するでしょう。
バンカーはグリーンの周囲を中心に配置されていますが、数は少なく、密集していないのでスコアを崩す原因とはなりにくくなっています。
池の数もさほどではありませんが、コース内にはクリークと呼ばれている小さな川が多数存在しており、フェアウェイの途中に水が流れていることも珍しくありません。
特に5番ミドルホールのグリーン手前、16番ミドルホールのフェアウェイの手前のクリークは打ち込みやすく、大きく躓きやすいポイントです。