島根県浜田市で1965年より営業を続けている浜田ゴルフ&カントリーリゾートは、かつては浜田カントリークラブという名称でした。
2006年に18ホールの配置を組み替え、大幅なリニューアルを施しています。
宿泊施設も建設されたために、現在の名前に変更されました。
18ホールの設計を担当したのは福井八十八氏です。
氏は中国地方で最も多くゴルフコース設計を担当したことで知られています。
前述のとおり、一部のホールの順番を組み替えているので、当時のコースがそのまま残っているわけではありません。
元々は打ち上げだったところが、現在は打ち下ろしになっている等、大幅に手が加えられています。
このゴルフ場の目玉が、黄長石霞石玄武岩です。
黄長石霞石玄武岩とは、浜田ゴルフ&カントリーリゾートの敷地の下にあるアルカリ性火山岩のことを指します。
世界でもこの浜田市の一部にしかないと言われている、貴重な岩盤です。
島根県により、指定文化財に認定されているこの岩盤を前面に出すのが、コース改造の狙いの一つでした。
この岩盤の他に、日本海を見渡すことが可能なのも見所です。
日本海のすぐそばに位置しているという抜群の立地条件ですので、ほぼ全てのホールから海を見渡すことが可能となっています。
リニューアルの際に作られたコテージに宿泊することももちろん可能です。
泊まりがけでゴルフを行えるプランも用意されています。
ビジターでも格安で利用が可能なので、訪れやすいゴルフ場と言えるでしょう。