豊里ゴルフクラブの18ホールの特徴は、トム・ワイスコフとジェイ・モリッシュが共同で設計を担当している点です。
トム・ワイスコフは、アメリカ出身のプロゴルファーであり、輝かしい成績を収めた人物で、後にゴルフコースの設計を手がけるようになりました。
ジェイ・モリッシュは、アメリカ出身のコースデザイナーで、1982年まではジャック・ニクラスと組んで共同制作を行っていましたが、コンビを解消してから、トム・ワイスコフのパートナーとして活躍しています。
この2人のコンビが設計を担当したコースは、国内では豊里ゴルフクラブの18ホールのみです。
茨城県つくば市の林間に作られた18ホールは、広く感じられるように作られています。
高低差は殆どなくフラットであり、多くの人が打ちやすいと感じるでしょう。
スタート地点から、障害物やゴールであるグリーンを見えないように設計する、所謂ブラインドと呼ばれる手法は難易度を上げる時の常套手段ですが、このコースではそのような設計がされていません。障害物は全て見渡せる位置にあります。
その分、障害物を避ける、フェアウェイをキープするといったプレイヤーの実力が明確に表れるコースです。
総距離が長いという特徴もあるので、飛距離も重要な要素となります。
本格的な18ホールを持っている名門ですので、値段は安くありません。
全ての組がキャディ付きで、平日の場合安くても13,900円、土日祝の場合は安くても17,000円という値段設定になっています。