プリンシパルチャリティクラシックは2001年に始まった大会で、アメリカアイオワ州ウエストデモインのグレンオークスCCで行われ、6月上旬開催で3日間で王者が争われます。
この大会は、プリンシパルチャリティクラシックというくらいですから、チャリティとしての特質も持っています。
また、慈善活動としてだけではなく、この大会の集客力がとても大きく、2011年では75000人もの集客がありました。
そしてその成果を大きく見て、アイオワ政府観光局は、この大会を表彰しました。
この年は日本の尾崎直道も出場を果たしましたが、68位タイに終わっています。
ただしトーナメントの出場者自体は、翌週にメジャーを控えているということから、有力選手が欠場してしまう傾向にあります。
逆に言えば、それまで調子が悪かった下位選手にとっては、ここでの獲得賞金を狙っていくことで、上位浮上をするチャンスが生まれることから、王者に牙を剥く者たちの熾烈な生き残りをかけた争いが期待できます。
2013年シーズンは、現在賞金王のベンハルト・ランガーや3位のデビッド・フロストも出場をすることになり、さらに混迷の様子を呈していました。
そして、2013年王者に輝いたのはラス・コクランで、最終日首位と2打差からスタートしましたが、6バーディ、1ボギーの好成績を残して、逆転を演じ、これにより、コクランはアメリカチャンピオンズツアー4勝目を飾りました。
そして翌週は、メジャーの「リージョンズトラディション」を迎えることになります。