アリアンツ選手権はアメリカチャンピオンズツアーの2戦目に当たり、3日間で争われ、開催場所はフロリダ州にあるブロークンサウンド・オールドコースです。
2012年大会はコーリー・ペイビンとピーター・シニアが首位タイで最終日を迎えて、二人ともシニア初優勝に向けて、激しい戦いを見せます。
結果はプレーオフにまでもつれ込み、ペイビンが勝利しました。
2013年は、昨年50歳を迎えて、出場資格を得たオールドルーキーたちの動向にも注目が集まりました。
ツアー初戦は出場資格を満たすことができないために、この第2戦のアリアンツ選手権がデビュー戦になります。
PGAでは6勝を挙げたロコ・メディエイト、3勝のバート・ブライアントがついにデビューするとあって、実力者たちが中心のアメリカチャンピオンズツアーでどこまで食い込めるか、その戦いが話題を呼びました。
そして期待通り、オールドルーキーのロコ・メディエイトが、見事に勝利を獲得しました。
ロコ・メディエイトは、2008年に「全米オープン」でタイガー・ウッズと激闘を演じたことでも、記憶に新しい選手で、昨年までにはレギュラー通算6勝で、そして舞台をアメリカチャンピオンズツアーにうつしても、その実力は健在で、これからの活躍に期待が高まりました。
そして、デビュー戦で優勝という記録は、歴史上16人目に当たり、他にこの偉業を達成した選手には、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラスなどがおり、これでアメリカチャンピオンズツアーに新たな台風の目が現われたことになります。