2012年10月15日、当時女子プロゴルファーだった西村友希氏は、山形県警山形署に窃盗容疑で逮捕されました。
窃盗被害が発生したのは山形県山辺町にあるゴルフ場でした。
犯行当時、西村氏はゴルフクラブにて開催した、企業のゴルフコンペに招待していました。
その時、女子更衣室のロッカーにあった他人の財布からクレジットカードを盗んだのです。
被害者はすぐに被害届を出し、警察もクレジットカードの使用履歴を調査していました。
カードが使用された店舗にて防犯カメラを調べたところ、西村氏の映像が残っていたことにより、犯行が発覚したことになります。
西村氏は12歳からゴルフを始め、学生時代には数々のアマチュア大会に出場し、好成績をおさめた優秀な選手でした。
特に2004年に出場した関東中学校ゴルフ選手権では優勝を飾り、将来の期待が噂される選手だったのです。
2009年にはプロテストに合格し、日本女子プロゴルフ協会に入会しました。
まだ西村氏は20歳という若さで、これからの女子ゴルフ界を牽引していくと期待されていた頃です。
しかし、2012年までの獲得賞金は僅か86万円に留まりました。
西村氏は趣味をショッピングと広言しており、厳しいプロゴルファーの生活の中で金欠だったと報道されていました。
この事件を受けて、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は、弊協会会員の西村友希さんが窃盗容疑で逮捕されたとの一報が届きました。
もしそれが報道されている通りだとすれば、非常に残念ですというコメントを残しています。