一般ゴルファーには使いにくいシャフトの固さ、スティッフ

クラブ・用品
スポンサーリンク

スティッフは、シャフトの固さを表す言葉で、「S」と表記されています。
他には柔らかい方から「J」「L」「A」「R」「S」「X」というものがあり、「S」は2番目の固さ、つまりやや固めのシャフトと言えます。
シャフトは、柔らかければ柔らかいほどしなりやすく、それがインパクトのときに与える力になります。
ただし、インパクトがしなりの反発力が現われているときと一致するか、ということが問題になってきます。

あまりに柔らかいもので、スイングスピードをあげて振ってしまうと、まだ後ろへの力でしなっているときに、インパクトをすることになり、ボールへの力が減退してしまいます。

ただし、ヘッドスピードが遅い人が固いシャフトを使うと、まったくしなりがなく、遠心力が加わらない力のみでボールを打ち出すことになります。

スポンサーリンク

つまり、シャフトの固さは、その人のスイングスピードに合わせて選ばなければ、意味がないのです。

具体的に、スティッフを選ぶようなヘッドスピードは、42~48m/sと言われており、このスイングスピードはかなりのもので、アマチュア平均よりは高くなっています。

自分が周りの人よりも速いと思っているのならば、これを選んでもいいのですが、一般的ゴルファーにすると、やや使いにくいシャフトと言えます。

また、実はこういった表示は、メーカーによって明確な基準がありません。
メーカーが違うと、同じ「S」であっても、固さが違うことがあり、表示を基準にして選ぶということはできません。

あくまで同一のメーカーの中でしか使えない基準ですが、目安として使う程度ならば問題ないでしょう。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

タイトルとURLをコピーしました