ターンベリーは大戦中は滑走路だったという歴史あるゴルフコース
ターンベリーは、イギリスのスコットランドにあるゴルフ場で、全英オープンの開催コースとしても知られています。
全長は7,250ヤード、パー70です。
スコットランドの西海岸に面したリンクスコースであり、全英オープンの開催コースの中でも屈指の景観を持つと言われており、丘の上に建つ有名な赤茶屋根のターンベリーホテルや、白亜の灯台、そして、アルサクレイグ島はとても有名です。
また、天候がよければ、遠くにアラン島やキンタイア半島も望むことができる大変に美しいコースとなっています。
実は、第一次、そして第二次世界大戦時にはなんと、飛行場として利用されていたという経緯があり、12番ホールにあるグリーンの小高い丘には、第一次大戦で戦ったパイロットの記念碑があるなど、とても歴史を感じることができるコースです。
ゴルファーたちが、生涯一度はプレーをしたいコースとしてよく紹介されているゴルフ場でもあります。
開場は1906年、全英オープンがこのコースで最初に開催されたのは1977年にさかのぼります。
以降、2009年までの間に計4回全英オープンが開催されています。
1977年の全英オープン初開催時には、トム・ワトソン選手が、アメリカの帝王ジャック・ニクラウス選手との、激闘を制して優勝しました。
ワトソン選手は、2009年にターンベリーで行われた大会でもとても好調で、スチュワート・シンク選手とのプレーオフの末、残念ながら優勝を逃して2位になるという記憶に残る大会でもあります。
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