サンドヒルズはベン.クレンショー&ビル・クーアが手がけた名門コース

アメリカのネブラスカ州に、ベン・クレンショー&ビル・クーアが設計したサンドヒルズはあります。
砂丘のような草原にあるミューレンという村で、冬の豪雪を避けるように谷間に半分隠れた木造のクラブハウスは、山小屋風の建物であり、これがわずか6~9月まで4カ月間の営業というから驚きです。
200人ほどの会員は、全米に広がっていますが、格式高いプライベートクラブとは思えないその質素さにさらに驚くことでしょう。

1995年の開場以来、アメリカンリンクスの最高峰コースという評判を呼び、ベスト100コースの12位にランクされるコースであるにも関わらず、田舎の牧場かと思えるほど長閑で質素なコースです。

コースが完成した1995年といえば、ベン・クレンショー選手が2度目のマスターズ優勝を果たした年であり、ツアーとコース設計の二足のワラジで活躍していた頃になります。

ツアーの合間を縫って、クレンショー選手は、5年間ここに足を運び続け、130ホールものデザインをし、造成工事をしながら18ホールに絞り込んだという話があります。

ツアー界のインテリ紳士で知られるクレンショー選手は、自宅に数千冊の書物を持ち、英国のゴルフ史に造詣が深いがゆえに、リンクス設計の哲学を持ち合わせていたのでしょう。

変幻自在なうねりを見せるフェアウェイや、自然な姿のバンカーは、スコットランドのリンクスコースそのままです。
しかし、本場のリンクスと大きく違うところは、海がないことと、造成の工事に巨額のお金がかかることでした。

8,000エーカーの土地、1分間に700ガロンの水が出る井戸、そして、900個のスプリンクラーが必要だったからです。

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カテゴリー:世界のゴルフ場

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