沢田さと子は1980年代に活躍した後にレッスンプロに
沢田さと子は、1980年代の後半から1990年代の初頭にかけて活躍をした女子プロゴルファーで、トーナメントプロとしての一線を退いたあとは、レッスンプロとして拠点となる名古屋市を中心に活動しています。
生年月日は1951年1月27日、名古屋女子大学高等学校を卒業して22歳からゴルフを始め、27歳の1978年がプロデビュー年になります。
28期生となる同期には、1981年5月の「シンコークラシック女子プロゴルフトーナメント」を制した嶋影せい子らがいます。
デビューしてしばらくは、あまり目立った成績を収めることが出来ていませんでしたが、それでも徐々に好成績でトーナメントを終えるようになり、ほとんど予選落ちをしなかった1984年は、9月に愛知県の三好カントリー倶楽部東コースで開催された「東海クラシック」で念願の初優勝を果たします。
このとき2位になっているのは、1期生として数々の優勝記録を打ち立てた樋口久子でした。
翌年以降も、時々予選落ちはあるものの、出場するほとんどの大会で安定したスコアで好成績を残し続け、1989年までは賞金ランキングで50位以内が継続されました。
その後は、40歳を迎えたあたりから少しずつ衰えが見え始め、1試合のみの出場となった1998年を最後に引退しています。
ティーチングプロフェッショナル資格A級を保有していて、引退後は、地元である名古屋のイセヤマスカイゴルフなどで、さまざまな世代のアマチュアグルファーたちの指導を行っています。
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