坂本美代子は女子プロゴルフの創成期を歩んだ選手

プロゴルファー
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坂本美代子は日本女子プロゴルフ協会の1期生にあたり、女性としての職業選手の創世記を歩んだ一人で、兵庫県宝塚市の出身です。
1967年の12月に、神奈川県の芙蓉カントリー倶楽部で開催された「日本プロゴルフ女子部創立記念競技」でプロデビューを果たし、このときの成績は31オーバーの16位です。
この頃は、女性選手の技術レベルがまだ確立されておらず、優勝者でもスコアは14オーバーというものでした。

デビュー翌年の1968年には、「日本女子プロゴルフ選手権大会」で7位、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」では12位に入っています。
生涯成績の最高位は、1970年の「伊豆スカイライン女子プロ」と、1973年の「広島女子オープンゴルフトーナメント」での3位です。

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1974年は一定の結果を収めたものの、それ以降は徐々に成績を落とし、年間で10試合前後とコンスタントに出場はしますが、40歳を迎えた1977年以降はほとんどの大会で予選落ちとなってしまいました。

1984年の9月に「日本女子プロゴルフ選手権大会」で予選落ちとなったのを最後に、ツアー選手としての現役を引退しています。

引退後は、尼崎市平左衛門町にあるサンランド武庫川ゴルフセンターにてレッスンプロを務めており、優しい指導方法が、老若男女を問わず、アマチュアゴルファーがスコアアップする手助けになっています。

73歳を迎えた2010年には、日本女子プロゴルフ協会の特別会員となりました。

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