小滝澄枝は創世記にプロになったが活躍できなかった
小滝澄枝は日本の女子プロゴルファーです。
LPGAの公式サイトには記載はされていますが、趣味やゴルフ歴などのパーソナルな情報がなく、おそらくそういったものをあまり見せたくない選手だということが言えます。
小滝澄枝の現在の所属は読売ゴルフになっていて、広島県出身です。
1940年生まれで、日本女子プロゴルフ協会に入会したのは、3期生に当たる1968年のことです。
日本の女子ゴルフの黎明期に活躍をして、そして今ある日本女子プロゴルフ協会を形作った立役者の一人ですが、現在も会員として登録されていて、特別会員にはなっていません。
生涯成績としては、特に目立った活躍はしていないまでもコンスタントに賞金を獲得していくことが出来ていて、賞金ランキングでも20位前後をキープしているので、十分に試合を、そして女王争いを盛り上げることが出来ています。
ただし後年になると下位に沈むことが多くなってしまって、賞金がまったく獲得できなかった年もあります。
トーナメントごとの成績でも特に活躍はしないで、トップテンに入ることは一度もありませんでした。
美津濃ゴルフトーナメントの13位が最高位となっていて、まだ選手自体が少なかった時代でトップテンに行けなかったというのは痛手であり、それだけあまり突出した成績が残せなかったということでしょう。
また後年になると予選落ちが増えていってしまって、テレビ中継などからは姿を消しています。
しかし、女子プロゴルファーがまだ少なかった時代の貴重な選手の一人です。
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