吾妻高原ゴルフクラブは2003年のシーズン終了後に閉鎖されている

日本のゴルフ場
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吾妻高原ゴルフクラブは、福島県福島市で1956年より営業を行っていたゴルフ場です。
「吾妻高原ゴルフクラブ 高湯ゴルフ場」と表記されていたこともあり、福島県内に作られたコースの中でも特に歴史がありました。
9ホール体制で営業を行っており、二度回ることで18ホールのプレーに対応していたコースです。

新幹線の福島駅からタクシーで25分程度の距離にあり、他府県からも容易にアクセスすることが出来ました。

9ホールは下山忠廉氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は3065ヤードと長くはありません。
山岳地帯に展開されており、冬季はスキー場として使われているという特徴を持っているので、高低差が色濃く残っています。

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打ち上げ、打ち下ろしの形が多いのは勿論のこと、斜面にあるので傾斜も残っており、ボールを真っ直ぐ飛ばすのは困難です。

フェアウェイは広く作られているので、安定した体勢で打てるティーショットがスコアメイクの上で重要となっています。
吾妻高原ゴルフクラブの経営会社は2003年に自己破産の申請を行っており、裁判所から破産宣告を受けました。

経営悪化の原因は、競合が激化したこと、施設が老朽化したこと、系列会社が破産したことと多岐に渡っています。

2003年のシーズン終了以降は営業を行っておらず、土地は使われないままでしたが、2006年に高湯温泉旅館協同組合が跡地を購入しました。
土地は散策用に解放されており、既にゴルフ場の面影はありません。

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