2012年に完全に閉鎖された三陸カントリー倶楽部

日本のゴルフ場
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三陸カントリー倶楽部は、岩手県釜石市で1965年より営業を行っていたゴルフ場です。
岩手県内で3番目に作られた歴史のあるゴルフ場であり、全9ホール体制で営業を行っていました。
二度回ることで18ホールのプレーに対応しており、利用料金が格安だったのでコースに慣れるには打ってつけの、訪れやすいゴルフ場です。

三陸カントリー倶楽部の9ホールは野窪拓治氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は3130ヤードとなっています。
丘陵地帯に展開されているコースであり、フェアウェイにアンジュレーションと呼ばれている傾斜を多く残っているのが特徴です。

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ホールの途中で角度を変えるドッグレッグはなく、真っ直ぐ作られていますが、傾斜のせいでボールが曲がりやすく、攻略は容易ではありません。

最も長いもののティーグラウンドからフェアウェイまで距離がある4番ロング、丘陵コースで頻出の谷越えを採用している9番ショートホールは自然を活かした、難度も高めです。

バンカーや池といった人工的な障害物はあまり配置されていませんが、2番ミドルホールはフェアウェイの右手に川が流れており、打球が曲がると水に落とすことも珍しくありませんでした。

三陸カントリー倶楽部は東日本大震災発生後の利用者の減少により、2012年に閉鎖されており、土地も売却されているのでプレーすることはできません。

閉鎖の原因は東日本大震災発生後の利用者の減少のため維持費のかかるゴルフ場にとってはこういった被害のための閉鎖の可能性は不可避だったといえるでしょう。

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