試合を円滑にして、他のプレーヤーに迷惑をかけない制度、ギブアップ
格闘技などでは、試合の続行が難しいときや明らかに勝敗がついているときには、ギブアップをするということがあります。
球技では非常に稀なのですが、ゴルフに関してはギブアップ制度というものがあり、これは試合を円滑に行うために制定されています。
ゴルフでは各ホールごとに規定の打数が用意されていますが、これをあまりにも超えてしまったときは、ギブアップを宣言しなければなりません。
つまりホールごとに行うことになっているのですが、何打もたたいてしまうと後ろがつかえてしまって、他のプレーヤーにも迷惑をかけてしまうということが理由としてあります。
一般的にパーの4倍をたたいてしまったときにはもう宣言をして、その打数でOKとして次のホールに移るということが一般的です。
これで後ろがつかえてしまうということはなくなりますが、それでも遅延には違いないので、後ろが詰まってしまうようならば、この最大の打数は下げてしまっても問題はありません。
ただし、最大打数になっていないのに宣言をして次のホールに行ってしまうのはマナー違反とされ、ルールにも抵触します。
なぜならば、きちんとホールアウトをしていないと見なされてしまうからです。
そうなったら、そのホールだけではなく試合自体も失格となってしまいますから、最初からあきらめて宣言を早々に出すということはできませんから、注意しましょう。
特にビギナーに関しては、プレー前に上限の設定をよく確認するようにしてください。
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