ティからも2打目からも使う、飛ばすためのクラブ「スプーン」
3番ウッドの別名をスプーンと言い、非常にメジャーなクラブの一つで、クラブセットを買うとたいてい入っています。
それだけに、定番ということが言えるでしょう。
主に使用する機会は、フェアウェイからの2打目になりますが、ティからの1打目に使っている人もいます。
ティからのショットで、1番ウッドで飛ばすことができる人はいいのですが、それが難しければスプーンもいい選択肢になります。
また、まだまだ3Wも難しいというのならば、5Wという選択肢も残されています。
理想的にはドライバーで飛ばすことなのですが、それが困難な人ならば代用しても構いません。
スプーンは、ティーアップすることなく打つクラブでは、一般的に最も長い距離を飛ばすことができます(最近はドライバーをフェアウェイウッドに使用する選手もいますが)。
ですから、3Wは飛距離で選ぶというのもありです。
距離や正確性などの選び方がありますが、2打目に使用するということを前提に考えれば、どれだけ飛ぶかということ、そしてミスショットをしない、この2点が最も重要になるでしょう。
そう考えると、3Wとして選ぶのは、ロフト角が小さいもの、シャフトは長めで力を伝えるもので、ヘッド容量は大きいということが条件になります。
ただし、こういった単純な条件のみで選んで、扱えなかったら意味がないので、試打をして自分の感覚にあったクラブであるということも、絶対の条件です。
プロは気に入った3Wをなかなか換えないものですので、お気に入りの1本を見つけてください。
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